イベント参加報告は、ただ「誰が来たか」を残す場ではなく、この場から個人会員 1 名・法人会員候補 1 社・本物のサポーター候補 1 名を生むための観察台です。
「100 人と名刺交換するより、3 人の理念共感型を見つける」 が本心得の核です。
💡 別の心得との使い分け
こちらは 「イベント参加報告」(/event-reports) の心得です。1on1 の商談・交渉 (法人営業的) は別フォーム・別心得を参照:
| 本心得の対象 (イベント・接遇) |
📝 イベント参加報告 多対多・接遇・受益志向 vs 理念共感の見極め |
| 1on1 商談・交渉 | 📖 共創・渉外面談の心得 + 📋 共創・渉外面談結果報告 |
🎯 1. 2 つのモード — 自社主催 vs 他社主催
🏛 A. 自社主催イベント (おもてなしモード)
例: アンバサダー定例会・文化資本夜話・シンポジウム・自社主催ワインサロン
立ち位置: ホスト・主催者
心構え: お招きした以上、来場者の体験品質に責任を持つ。「IKIZAMA に来てよかった」を全員に生み出す
最重要: 会場設計・進行台本・お声がけの 3 点で品格と温度を作る
🤝 B. 他社主催イベント (参加者モード)
例: 経営実践研究会ミートアップ・議員意見交換会・他団体シンポジウム
立ち位置: お客様側参加者 (ただし IKIZAMA を背負っている自覚 あり)
心構え: 主催者を立てる・出しゃばらない・参加者を観察する
最重要: 主催者への敬意を払いつつ、IKIZAMA の存在感を品よく残す
🌟 2. 両モードで最も大事な 3 つの発想
どちらのモードでも IKIZAMA メンバーとして参加する以上、常に頭の中で 3 つを意識 してください:
- 個人会員獲得: この場で個人会員候補 1 名を見つける
- 法人会員獲得: 法人会員候補となる経営者・実業家を見極める
- IKIZAMA への共感醸成: 短時間でも理念 (江戸城再建・歴史継承・群産・若者育成) に共鳴してもらう
→ 「楽しかった」「盛り上がった」で終わらせない。1 件の成果を持ち帰る。
🔍 3. 本心得の核 — 受益志向型 vs 理念共感型 の見極め
イベントの場では多くの方とお会いしますが、IKIZAMA に本当に必要なのは 本物のサポーター予備軍です。表面の礼儀正しさで判断せず、質問の方向性・自発性・継続性で見極めてください。
| 観点 | 🟠 受益志向型 | 🟢 理念共感型 (本物のサポーター予備軍) |
|---|---|---|
| 接近動機 | 「これによって自分の仕事が作れそうか」「自社のメリットになるか」という視点で IKIZAMA を見る | 「自分は何ができるか」「どう貢献できるか」「理念に共鳴した」という視点で IKIZAMA を見る |
| 質問の中心 | 紹介してもらえる人・メディア露出機会・自社の宣伝の場 | 活動の中身・継続参加できる場・自分が動ける役割 |
| 自発性 | 待ち・要求型 (もらう前提) | 手挙げ型・自走 (与える前提) |
| 継続性 | 1 回利用したら距離を置く | 何度も来る・周囲に IKIZAMA を語る・無償で動く |
| 表面 | 礼儀正しいことが多い (見抜きにくい) | 表面は控えめ・地味なことも |
🌟 3 人 > 100 人 — 100 名と名刺交換するより、3 名の理念共感型を見つけ出すことが組織にとって遥かに価値があります。
⏰ 4. いつまでに書くか
| イベント規模 / 性質 | 報告期限 |
|---|---|
| 大型・要人多数 (経営実践研究会ミートアップ等) | 翌日中 |
| 通常 (事務局 2 名以上参加 or 主要参加者多数) | 3 日以内 |
| 小型 (少人数・カジュアル) | 1 週間以内 |
⚠️ 横断比較するため、参加者全員の温度感を覚えているうちに書ききるのが鉄則です。帰路の電車で音声メモ → 帰宅後 30 分で清書、が黄金パターン。
🏛 5. 自社主催モード — おもてなしの作法
事前 (前週まで)
- 招待者リスト確認・座席設計・進行台本
- 同行スタッフのブリーフィング (誰がどのテーブルを見るか・誰がホスト挨拶か)
- 「特に大切な方」の事前共有 (新規 VIP・取材陣・スポンサー候補)
- パンフレット・名刺・入会案内の補充
当日
- 受付の第一声 — お名前を確認しつつ温かく歓迎
- 一人ひとりとお話しする時間を作る (受益志向か理念共感かをその場で観察)
- 「楽しんでいただけていますか」を要所で確認
- 主催者として、満遍なく気を配る — 特定の方だけに偏らない
事後 (翌日中)
- 翌日中のお礼メール (全員)
- 🟢 理念共感型と判断した方には 個別のお礼 + 次の場 (継続参加・委員会・サポート機会) のご案内
- 🟠 受益志向型と判断した方には 距離感を保った丁寧な対応 (拒絶せず、深入りもせず)
🤝 6. 他社主催モード — 参加者としての作法
事前
- 主催者・進行・参加予定者の事前確認
- IKIZAMA の名刺・パンフレット・QR コードの準備
- 同伴者 (鈴木代表理事ご同行時等) の役割分担確認
- 主催者への手土産・配慮の準備 (大型案件時)
当日
- 主催者への挨拶を最優先 (お招きへの感謝)
- 出しゃばらない — 場を盛り上げる側に回る
- 5-10 分の深い会話 × 数名 を目指す (名刺枚数を競わない)
- 「IKIZAMA の鈴木です・小澤です」を品よく印象に残す
- 受益志向 vs 理念共感の見極めはこの段階で行う
事後 (翌日中)
- 翌日: 主催者 へお礼 (お招きへの配慮への感謝が最優先)
- 翌日: 🟢 理念共感型と判断した方へ 個別お礼 + IKIZAMA イベントへのご招待
- その場の温度感を事務局へ Slack で即共有 (鮮度が命)
📝 7. 参加者ごとに残す観察ポイント
必須項目
- 氏名・所属・役職
- 共感度: 🔥ホット / 🔴高関与 / 🟡関心あり / 🟢様子見 / ⚪不明
- タイプ判定: 🟢理念共感型 / 🟠受益志向型 / ⚪要観察
- 質問の方向性 (何を聞いてきたか — タイプ判定の最大の根拠)
- 印象的な発言・自発的な提案
- 次のアクション (誰が・いつまでに)
推奨項目 (情報資産レベル)
- B 面 (趣味・出身・家族構成・関心領域・最近読んだ本 等)
- 他参加者との関係性 (誰と誰が話していたか・繋ぎ役)
- 会員候補レベル (個人会員候補 / 法人会員候補 / サポーター候補 / 観察継続)
- 商談に発展しそうか (→ 渉外面談へ昇格・別途記録)
🚫 8. やってはいけないこと
- ❌ 「楽しかった」「盛り上がった」だけ書く (情報資産にならない)
- ❌ 全員を 🟡 関心あり にする (見抜きを諦めている)
- ❌ 🟠 受益志向型に 安易な期待 を抱く (後で組織を消耗させる)
- ❌ 🟢 理念共感型を 見逃して放置 する (最大の機会損失)
- ❌ 主催者 (自社含む) への感謝を書き忘れる
- ❌ 個人情報・噂話を備考に書きすぎる
- ❌ 「受益志向型 = 悪」と扱う — あくまで距離感の話。礼儀ある対応は維持する
📜 9. ベテラン事例 (事務局のお手本から学ぶ)
事務局では 小澤事務局長・藤原副事務局長・渡部委員長 が長く多くの方とご縁を結んでこられました。彼らの記録の特徴:
- 参加者の 「最初に出た質問」 を必ず書き残す (タイプ判定の最大の手がかり)
- 「この方は ○○ 委員長と相性が良さそう」のような コミュニティ間接続の提案 を残す
- 🟠 受益志向型でも 否定せず、関係性は保ちつつ深入りしない距離感の記録
- 🟢 理念共感型を見つけたらその日のうちに事務局 Slack で共有 (鮮度のあるうちに次の手を打つ)
🏛 10. 大型イベントのチェックリスト (経営実践研究会ミートアップ等)
交際費 5 万円以上を使う大型イベント・参加者多数の他社主催イベントは以下を実施:
参加前 (前日まで)
- ✅ 主催者・進行・参加予定者リストを確認
- ✅ 名刺の補充 (50 枚以上)
- ✅ IKIZAMA 概要パンフ・QR コード準備
- ✅ 同行者 (鈴木代表理事ご同行時等) との役割分担
- ✅ 「今日 3 名の理念共感型を見つける」目標設定
参加中
- ✅ その場で音声メモ or 名刺裏に走り書き (記憶は数時間で薄れる)
- ✅ 5-10 分の深い会話 × 数名 (枚数競争に走らない)
- ✅ 受益志向 vs 理念共感の見極めをその場で実施
参加後 (翌日中)
- ✅ /event-reports に正式報告 (横断比較を意識)
- ✅ 名刺 1 件ずつ /kpi-contacts に登録
- ✅ 🟢 理念共感型の方へ翌日中のお礼メール + 次回招待
- ✅ 主催者へお礼 (お招きへの感謝)
- ✅ 経費精算: 領収書スキャン + 適切な申請フロー
- ✅ 事務局 Slack に「今日の発見」を共有
💬 困ったら
書き方に迷ったら 小澤事務局長・藤原副事務局長 にひと声かけてください。「この方を理念共感型と判断していいか」「受益志向型への距離感」など、気軽にご相談を。
「完璧な報告」より 「1 枚でも書く」「3 人の本物を見つけ出す」が組織の財産になります。